英語をカッコよく話すための「音節」講座 (イラスト解説つき)

英語をカッコよく話すための「音節」講座 (イラスト解説つき)

英語の発音やリズムに、悩まれている方は多いと思います。

その原因の1つが「音節」です。

今回は、日本人が意外としらない(忘れてる?)「音節」をわかりやすく説明しました。

音節(シラブル)とは?

質問者さん

英語をカッコよく話すには、英単語のリズムが大切って聞きました。リズムって、どういうことですか?
それは、シラブル(音節)だね。
発音した時に、拍子を打てるところだよ。

英スポくん

緑の甲羅の亀

例えば、この亀の色は緑。「みどり」に合わせて手拍子をすると、何回だと思う?

英スポくん

「み・ど・り」で3回かな
正解!!
この「み」「ど」「り」のように1音で発音されるまとまりが、音節(シラブル)だよ

英スポくん

みどり

じゃあ、この赤色の部分は何かわかる?

英スポくん

iとoで、「あいうえお」だから、母音ですか?
そのとおりだよ!音節は、一つの母音を含んだ音の最小単位のことだよ。

英スポくん

確かに「み」という音は、これ以上細かく発音できませんね。

音節(シラブル)とは、

  • 1音で発音される、音のまとまり。
  • 1音節につき、母音を1つ含む。
  •  単語を発音の観点で分割した、最小単位のこと。

なるほど、1音(1拍)が、1音節なんですね。

この音節のパターンが、日本語と英語で違うので、それが「リズムの違い」にもなっています。

まずは、日本語を確認してみましょう。

 

母音と子音

母音:
声が(舌や歯や唇によって邪魔されずに)そのまま出る音のこと。
カ行だとKA、KI、 KU、KE、KOAIUEOの部分が母音です。

子音:
息や声が、舌や歯や唇によって、邪魔されて出る音のこと。
カ行だとKA、KI、 KU、KE、KOのKの部分が子音です。

日本語の音節

五十音表を、イメージしてみてください。

A、KA、SA、 TA、 NA

KA、 KI、 KU、 KE、 KO

1文字に、母音が必ず1つ含まれていますね。

日本語はとってもシンプルで、1もじ=1音節

1文字をローマ字にして分解すると、ほぼ「1子音+1母音」というパターンになります。

例:

「か」→(KA)→
「め」→(ME)→
「だ」→(DA)→
「よ」→(YO)→

子音を子ガメ、母音を母ガメに例えると、日本語の音節のイメージは・・・

日本語の音節のイメージ

「1+1」の一人っ子。

母音だけの「あいうえお」や「ん」、「りょ(ryo)」など、子音の数が1つ以外の例外もありますが、ほぼこの「1+1母」のパターンです。

先ほどの「みどり」を、親子の亀で表すと、このようになります。

みどりの説明

母」と、規則正しく整列していますね。

日本語は、あまりに規則正しいので、外国人には、カタカタカタカタしゃべっているように聞こえるんだって・・・

英スポくん

日本語の音節は

  • 「1子音+1母音」の基本パターンで、規則的に並んでいる。
  • 子音は、必ず母音の前にくる。

英語の音節

「みどり」は英語だと「Green」。
「Green」は、何音節かな?

英スポくん

「グ・リーン」で2音節かな?「e」も2つあるし。
じゃあ、正解をみてみよっか。

英スポくん

greenの図

え?!母音が1つってことは、これが1音節なの?!
そう、greenは子子で母音が1つしか入っていない、1音節の単語なんだよ。手拍子も1回だけ。

英スポくん

2拍のつもりが、1拍だったなんて、、英語が2倍早く進むのと同じ。リズムが、ずれてるくわけですね。

なんか子ガメも増えてる・・・後ろにもいるし・・・

そう、英語は子音が母音の前にも後ろにもつくよ。そして、1個だけでなく2個以上つくこともあるんだよ。

英スポくん

日本語には、「1子音+1母音」という基本パターンがありました。

一方、英語では、子音は、母音の前か後または両方に1個〜複数個くっついて、いろいろなパターンで一音節という音のまとまりを作っています。

母音を、子音で挟むパターンが特徴的です。

例:

line(lάɪn)→
close(klóʊz)→子子
spring(spríŋ)→子子子
strict(strikt)→子子子

上の単語はすべて、「母音が1つの一音節の単語」なので、ネイティブスピーカーは一つの音の塊として話しているわけです。

一人っ子もいれば、子沢山もいるのが、英語の音節のイメージです。

そっか、英語の「音(節)」は母音で終わらないから、なんだかモワモワっとしてハッキリ聞こえないと感じてたのかも!
そうそう、「もっとハッキリ喋って」って思っちゃうよね(笑)。英語は、子音で終わることが多いってことに気づくだけで、英語の発音もリスニングも、どちらもアップするよ。

英スポくん

英語の音節を知る簡単な方法

音節は、辞書をひくと簡単に知ることができます。

これはweblioというオンライン辞書で、beautifulと言う単語を検索した画面です。

beautiful 検索画面

音節は、「・」と言う記号を使って表記されています。

ここでbeautifulと言う単語は「beau・ti・ful」と表記されていますね。

これによって「beau」「ti」「ful」と3つの音節からできている、と言うことが分かります。

注意
音節は、1つの母音を含むけど、「発音」であって「綴り」ではありません。綴りの「beau」には、e、a、uを含んでいるけど、発音は「bjúː」で母音は「úː」の1つだけです。

正しい発音を身につけると、自然と音節も身につきますよ。

beautifulの音節の説明図

 

1単語の中にある、3つの音節ですが、「子子」と母音一つに対して、子音のくっつき方は様々ですね。

英語の音節は、

  • 子音が「1母音」の前か後ろ、または両方につく。
  • くっつく子音は1つとは限らず、複数の子音を含む場合が多い。

この音節の違いが、日本人が英語を発音するときに、壁となるもののひとつになります。

よく聞く「アクセント」も、このシラブルに対してつくので

英語をカッコよく話すためにも、英語の音節は、最初に理解しておくと楽です。

質問者さん

英語と日本語は、音節がどう違うのか、なんで聞こえにくいのかが、よく分かりました。
英語はスポーツと一緒。知識だけに偏らず、どんどん実際に使って、体で覚えていこうね。

英スポくん