- RIZAP ENGLISHが気になっているけれど、通常のオンライン英会話スクールに比べて何がお得なのか分からず、悩んでいる人
- コスパよく英会話力を高めたい人
- ライザップイングリッシュの体験談を知りたい人
こんな人にぴったりの記事です。
英スポくん
実際にRIZAP、オンライン英会話の両者を1年以上利用した経験をお持ちのポレポレさんが、
それぞれの金額、カリキュラム、講師の質、英語力の伸びなどについて、詳細に比較してくれた貴重な内容です。
英スポくん
どんな英会話スクールがいいの?
「英会話力を高めたい」「ビジネスシーンで英語を使える人に憧れる」
そのようにお考えの方は多いことでしょう。
しかし、世の中には数多くの英会話スクールがあるために、
- どこに通ったらいいのか分からない、
- 実際に受講してみたものの、継続が難しかった、
- 結局、話せるようにならなかった、
など、いわゆる「英語難民」と呼ばれる状態に陥ってしまったお話もよく聞きます。
英会話力を高めるという目的を果たすために、いったい、どのような英会話スクールを選べばいいのでしょうか?
今回は、そのような点を明確にすべく、ライザップイングリッシュと王道オンライン英会話の比較をしたいと思います。
自身の体験談を踏まえ、
「コスパはどうなの?」
「本当に英会話力が向上するの?」
「講師の質はどうなの?」
そういったお悩みを解消できる内容をお届けします。
ライザップイングリッシュ受講を決めたきっかけ
私は、ライザップイングリッシュとオンライン英会話の両者を受講した経験があります。
ご周知のとおり、ライザップイングリッシュは高額です。
なぜ、高額のスクールを受講したのか? その点を疑問に思う人もいらっしゃることでしょう。
私の場合、英語の学習自体は、中学校からはじまり、高校、大学と続きましたが、文法とリーディングがメインで、スピーキングはほぼゼロ。私の場合、留学経験もゼロです。
英単語も文法も理解できているのに話せない
英語のテストのための勉強は得意な方でしたので、大学時代、TOEIC720スコアを持っていました。
しかし、悲しいことに、英語をまったく話せない状況でした。英単語もよく知っているし、文法もほぼ理解できているのに、いざ話そう!となれば、発話ができないという壁に直撃し、まさしく英語難民になっていました。
オンライン英会話で気が付いたこと
そこで、この悔しい状況を打破すべく、オンライン英会話を受講することにしました。
当時、「ネイティブ講師と話すことができれば、きっと発話できるようになるだろう!」という意図でした。
料金については後ほど詳しく比較しますが、月5,000円程度で、レッスン時間も30分程度。毎日コツコツできれば、手軽に学べると感じていました。
しかし・・・結局、モチベーションが続かず、1年経たないうちに解約。
実質レッスンを受講したのは10回もない程度でした。
そのとき、私が切に痛感したのは、人間は必要性がないと行動しないということでした。
日本に住んでいると、日常生活では、英語を話せなくても困りません。
ネットの情報も日本語、書籍も日本語なので、英語で発話する必要性が皆無と言っていいほどです。
日本で発話しないといけない状況を作るには
そこで私は、英語で発話せざるを得ない環境に身を置こうと、コーチング型英会話スクールの受講を検討し始めました。
きっと、このような状況下では、多くの人が留学を検討されるのかもしれませんが、私の場合、仕事の都合で日本を離れることができなかったので、日本で習得したいと思っていました。
その時、たまたま目に留まったのがライザップイングリッシュ。
「結果にコミット」というフレーズも気に入り、スクール校舎も近所にあったということもあり、受講するに至りました。
価格面の比較
実際に、価格の比較をしてみましょう。
ライザップイングリッシュ | レアジョブ | DMM英会話 |
入会金 50,000円
2ヵ月:328,000円 3ヵ月:450,000円 ▼コース修了後、継続コースを希望の場合、 月額21,384円(月2回) |
日常英会話コース
月8回:月額4,200円 毎日25分:月額5,800円 ビジネス英会話コース 毎日25分:月額9,800円 中学・高校生コース 毎日25分:月額9,800円 |
スタンダードプラン
毎日1レッスン:計25分 月額6,480円 毎日2レッスン:計50分 月額10,780円 毎日3レッスン:計75分 月額15,180円 |
7:00~23:00 | 6:00~翌日1:00 | 24時間 |
リアルレッスン(通学) | オンライン受講 | オンライン受講 |
年200時間の研修を受ける日本人トレーナー | フィリピン大学の卒業生・在校生講師が中心 | 世界119ヵ国以上から6,500人以上の講師 |
マンツーマン | マンツーマン | マンツーマン |
https://www.rizap-english.jp | https://www.rarejob.com/ payment/ |
https://eikaiwa.dmm.com/ plan/ |
※DMM英会話はスタンダードプランのみ記載しています。
見てのとおり、ライザップイングリッシュは、圧倒的に高額です。
2ヵ月コースでは、1回50分のレッスン×計17回=850分、頻度は週2回程度。1回当たりのレッスン費用は、19,000円程度となります。3社とも完全マンツーマンですが、
ライザップイングリッシュのレッスン時間は、レアジョブ、DMM英会話の2倍です。
そして、ライザップイングリッシュにはオンライン受講がなく、通学をする必要があります。
ライザップイングリッシュの場合、2ヵ月、3ヵ月コース修了後、希望者は月2回のレッスンを受講し続けられる継続コースが用意されています。こちらは、月額21,384円で、1年縛りがつきます。
3ヶ月コースは金額以上の結果を実感
ライザップイングリッシュで私が受講したのは、3ヵ月コースと継続コース。
実際に受講してみた感想として、3ヵ月コースの価格は妥当だったと感じています。
払った金額以上の結果を実感しましたし、受講してよかったです。
しかし、その後の継続コースについては、正直なところ、高かったと感じています。
辞めたいと思っても、1年以内は解約ができないので、その点は不自由を感じていました。
カリキュラム(内容)の比較
次に、受講カリキュラムについて比較をしてみます。
オンライン英会話の内容と難しさ
オンライン英会話の場合は、1回のレッスンが25分なので、本当にあっという間です。
実際のレッスンでは、講師によりますが、文法の誤りがあれば指摘してくれたり、こちらの要望に合わせたレッスンを提供してくれます。
フリートークを希望の場合は、25分間、自分の興味のある話をしたり、ただ会話を楽しむということも可能です。
教材に沿った内容で進めていきたい場合は、講師が変わっても、教材に沿って進めてくれます。
教材の内容は、風景描写や、よくある質問に対する答えなどがメインで、私は教材に沿ったレッスンを選択していました。
英会話への恐怖心が払拭できなかった
とても親切な先生に担当していただいていたのですが、私の個人的な意見としては、25分を毎日継続ということが難しかったです。
その主な原因としては、当時の私は、「間違ったことを言っていたらどうしよう」「何を話せばいいのか分からない」などの、英会話に対する恐怖心を拭い去ることができず、解放的に会話を楽しめていなかったことが挙げられます。
ですが、ネイティブ講師との会話を純粋に楽しむことができて、「英語に触れたい」と思っている人にはオススメです。

ライザップイングリッシュの内容
一方、ライザップイングリッシュでは、発話できるようになることに特化したレッスンとなります。
3ヵ月コースの具体的な内容としては、書店で販売されている教材(要別途購入)を使用し、瞬間英作文トレーニングからはじまりました。
基本的な英文が詰まっているので、それらをすべて暗記し、瞬間で発話できるようになる練習をひたすら繰り返しました。
今、振り返ると、この地味な作業の効果が絶大で、「とにかく話す!」「何でもいいから声に出す!」というマインドセットをマスターすることができました。
頭で覚えてきた学習から、口で覚える学習にシフトしたような感覚です。
「話せた!」という勝ち癖を味わえた
そして、毎回シュクダイが出されます。
「なぜ、宿題ではなく、シュクダイなのですか?」と質問したところ、「宿題」だと学生時代を思い出して、嫌な気分になるけれど、シュクダイだと、可愛い印象だからということでした(笑)。
内容は可愛いといったものではなく、かなりハードでしたが、トレーナーと毎回リアルで会うので、「シュクダイをやっていません」とは言いにくいものです。
このように、学習せざるを得ない状況を生み出してくれているので、素晴らしい効果だと感じました。
実際、しっかりシュクダイを熟していると、本当に発話できるようになってきます。
慣れてくると、トレーナーがレッスン以外の余談も英語で話してくれるようになりますので、「話せた!」という勝ち癖を味わえたのも印象的でした。
継続コースの内容
その後の継続コースでは、実際のビジネス現場で使用されている英会話を習得する内容でした。
ネイティブ講師が作成するオリジナル教材を使用し、私たち生徒は、JUNという海外部署に勤務する日本人男性になり切って、ビジネス英会話を学びます。
レッスンの内容自体は大変面白く、勉強になりましたが、人間のモチベーションは約3ヵ月で切れると言われており、実際に3ヵ月コースでは高いモチベーションを維持できましたが、その後の継続コースとなると、月2回に頻度に減るということもあり、モチベーションの維持が大変でした。
なので、継続コースを受講される場合は、2ヵ月、3ヵ月コースの段階で、楽しく自主学習できるマインドセットを習得しておく必要があると思います。
講師陣の質 比較
では、実際に講師陣の質はどうなのでしょうか?
ライザップイングリッシュとオンライン英会話との大きな違いは、日本人講師かネイティブ講師かという点です。
オンライン英会話のネイティブ講師陣
オンライン英会話のネイティブ講師陣は、全体的に誠実で明るい人が多かったように感じます。
幅広い国の人と話ができるという点で、多様性を感じたい人にはオススメです。
仮に、相性が合わないと思ったら、他の講師を選べばいいので、講師を選べるという点は助かりました。
レアジョブにおいては、フィリピンでの東大と言われるような大学に通う現役大学生・大学院生を中心とした講師陣をそろえていますので、知的な人が多かった印象です。
ライザップイングリッシュの日本人講師陣
一方、ライザップイングリッシュの講師陣は、全員日本人です。
帰国子女や、留学経験をお持ちの先生、英語指導経験豊富な先生など、レベルの高い講師陣が集まっています。
私の体験としては、「本気で英会話力を高めたい」ということであれば、日本人講師に担当してもらった方が伸びると感じました。
というのは「日本人がぶつかる壁」を理解してくれるからです。
日本語と英語は文法の並びが逆で、かつ、日本語は世界で2番目に難しい言語と言われています。
ライザップイングリッシュのトレーナー自身も、過去に苦しんだ経験をされているからこそ、適切な対策や勉強法を伝授してくれます。
モチベーションを維持してくれた
幸いにも、私の場合は経験豊富な先生が担当してくれたこともあり、生徒の性格に合った形で指導してくれますし、英語を教えてくれる先生でもありながら、モチベーターとしての役割も担ってくれました。
結局のところ、英会話習得において、楽な方法というものはなく、どれだけ英語学習を好きになり、自主的に勉強できるかが鍵になります。
そのためには、高いモチベーションを維持することが欠かせません。
ライザップイングリッシュの講師陣は、その点、レッスンの度に目標を決めたり、英語を話せるようになったらどんな楽しいことができるのか? という、未来のビジョンを見せてくれることも大変印象的でした。
オンライン受講がないので、不便なのでは? と最初は思いましたが、むしろリアルで会いたいと思わせてくれる先生でしたので、通学は苦になりませんでした。
先生が合わない時は、カスタマーサポートに相談できる。
しかし、講師の当たり外れはあるようです。
私の知り合いで、同じくライザップイングリッシュを受講した人によると、文法メインでレッスンを進め、まるで大学の受験勉強をしているようで、全然、会話させてくれないという話でした。
とは言っても、その旨を事務局に相談すると、追加料金なしで別の講師に変更してもらったということでしたので、カスタマーサポートもしっかりしているようです。
英語力の伸び 比較
肝心な英語力の伸びについてです。
私の場合、ライザップイングリッシュを受講した結果、今ではネイティブの人と日常会話をする分には困らなくなりました。
旅行も楽しめるようになりましたし、
TEDや洋画を字幕なしで理解できるようになったりと、
おかげさまで格段に英語力が向上しました。
英会話向上の鍵
英会話力向上の鍵は、明確な目標・話さざるを得ない環境・自主学習だったと思います。
また、私の経験では、「上手く話せるようになろう」「かっこよく話そう」と思うと、失敗を恐れて何も話せなくなってしまうので、
そうではなく、「間違ってても全然OKだから、とにかく声を出そう!」という解放的なマインドセットが何よりも大切だと思いました。
現在オンライン英会話が楽しい
実は、ライザップイングリッシュのコース修了後、私はネイティブ講師とのオンライン英会話レッスンを受講するようになりました。
内容はフリートークで、お互いの国の文化について話したり、興味のある内容についてのディスカッションですが、以前は味わえなかった英会話の楽しみ方を発見できたように感じます。
そういった意味でも、基礎を鍛えてくれたライザップイングリッシュには大変感謝しています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
内容をまとめると、
- 「実際にネイティブ講師との会話を通じて、自宅から純粋に英会話を楽しみたい」という人には王道オンライン英会話、
- 「一人で学習するのはモチベーション維持が難しいと感じていながらも、本気で発話できるようになりたいので、代償を払う覚悟があります」という人にはライザップイングリッシュがオススメ
ということになります。
過去の私のように、英語難民状態になっている人も、ほんの少しの習慣で発話できるようになります。
もちろん、言語の習得は大変な作業なので、苦労も伴いますが、一緒に乗り越えてくださる講師陣がいますので、ぜひ活用されてはいかがでしょうか?
今後のあなたの英会話力向上を応援しています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
英スポくん
