TOEICの頻出単語99%をカバーする無料の最強英単語リスト4,000語

著者情報

マサ
カナダ・バンクーバー在住のエンジニア
効率的な英語勉強法を日々模索する万年英語中級者。
1年の勉強でTOEICで800点取るための勉強法を自身の失敗から発信中です。
詳しいプロフィール
TOEICで点数を取るのに最も必要な力は単語力です。
どれだけ英文法の知識があっても、ネイティブスピーカーの話を100%聞き取れたとしても単語の意味を知らなかったら点数には結びつきません。
「どれだけの単語を知っているか」がTOEICの点数に直結するんです。
そうは言っても1年間という短期間でTOEIC800点取るためには圧倒的な効率が求められます。
極端に言えばTOEICに出る単語だけ覚えたい。
TOEICに出る単語だけが載った単語帳はないの?
実はあるんです。
しかも無料。
書店で「どの単語帳にしようか」と悩む必要さえないんです。
この記事から単語のリストをダウンロードできます。
もしTOEICを受ける予定で単語の力を鍛えたいのであれば、TOEICに特化した単語学習法の紹介記事もご覧ください。
それではTOEICにぴったりの単語リストはどれか、どうやって勉強すれば良いかを解説します。
目次
TOEIC頻出単語の99%を網羅した4,000単語
これからご紹介するのはTOEICに出てくる単語のうち99%を網羅した4,000単語です。
この単語リストを丸暗記すればTOEICに出てくる単語のほとんどを知っていることになります。
そんな夢のような単語リストは言語学者の研究によって作られました。
科学的分析で抽出した英単語リストNGSL+TSL
TOEICに出てくる単語99%をカバーする単語は言語学者による科学的分析で選ばれています。
その単語リストは2つのパートに分けられます。
- NGSL:New General Service List
- TSL:TOEIC Service List
それぞれの単語リストを具体的に紹介します。
NGSL:日常生活で使われる92%をカバーした2,800語
NGSL(New General Service List)は普段使われる英語に出てくる単語の92%を含んだリストです。
これだけ覚えれば海外旅行に行っても困らないレベルです。
2,800語と聞くと多いな…と感じるかもしれませんが、「the」「I」「and」など誰でも知っている単語も含まれます。
そのため実際にはそこまで苦労せず覚えられるでしょう。
参考:NGSL | NEW GENERAL SERVICE LIST PROJECT
TSL:TOEICの頻出単語を集めた1,200語
TSL(TOEIC Service List)はTOEICによく出る単語を1,200語集めたもの。
そうは言っても特殊でレアな単語ではなく普段の生活でも目や耳にする単語です。
先程のNGSLとTSLを合わせるとTOEICに出てくる単語の99%を覚えられます。
参考:TSL | NEW GENERAL SERVICE LIST PROJECT
日本人はすでに中学校と高校で3,100語学んでいる
NGSLとTSLには基礎的な単語が多く含まれるとは言え4,000語も覚えるのは辛いですよね。
安心してください。
実は日本の中学校と高校ですでに3,100語も学んでいるんです。
つまり完全に一致しないと考えても1,000語程度覚えればOK。
1年後に1,000語覚えるのであれば1日3語もいりません。
ましてや基礎的な単語なのでオンライン英会話や過去問をやっていれば自然と触れる単語です。
何度も復習できるはずです。
TOEICで800点取るには3,000単語必要
TOEICで高得点を取るためには7,000-8,000もの単語を覚えてなければいけないと聞いたことはありませんか?
これはかなり量が多いですよね。
しかし実はそんなことはなく3,000語もあれば十分。
それは基礎的な単語3,000語を覚えていればなんとなくで意味が取れるからです。
日本の中学校と高校で3,100語をすでに学習しているので、かなり現実的な数字ですね。
本当になんとなく意味がわかるか信じられませんか?
具体的な例でご説明します。
英文の中の80%以上の単語を知っていれば意味を理解できる
もし英文の中に知らない単語が出てきても、80%の単語を知っていれば意味を想像して理解できると言われています。
例えばこの文を見てみましょう。
「I smear the surface of a pan with butter.」
この文の意味がわかりましたか?
恐らく「smear」がわからなかったのではないでしょうか。
TOEICでは730点以上、英検準1級以上のレベルで覚えておきたい単語です。
しかしsmear以外の単語を知っていれば文の意味を十分推測できます。
「私はフライパンの表面にバターをsmearする」
料理をしていてフライパンでバターをどうしますか?
煮たり焼いたりすることはないですよね。
「バターを置いたり塗ったりするのかな?」と想像できるのではないでしょうか。
さて実際にsmearを辞書を引くと、
- 塗りつける
- 汚す、不鮮明にする
- 完敗させる
と出てきます。
予想通りでしたね。
このように前後の単語の意味がわかっていれば何となくで意味が取れるんです。
NGSLとTSLを覚えればTOEICの頻出単語99%をカバーしています。
余裕で80%を超えています。
特にリーディングにおいては「全く意味がわからない」という状況はほぼあり得ません。
TOEIC対策には意味を英語で覚えるのが効率的な勉強法
TOEICは問題文も回答もすべて英語。
「この文章を和訳しなさい」といった問題は出てきません。
そのため単語は日本語訳ではなく英語で意味を覚えましょう。
わざわざ日本語訳を覚える必要はないんです。
特にTOEICは試験時間がギリギリになるためスピードが大事。
英語で読んで英語で考える癖をつけていきましょう。
まとめ
1年でTOEIC800点取る目標を掲げると、効率的に勉強を進めなければいけません。
その肝になるのが単語です。
TOEICで800点取るためには7,000-8,000語が必要と言われていますが、これは出題がレアな単語も含まれているから。
よく出る重要単語さえ抑えてしまえば案外意味が取れるんです。
その重要単語は4,000語。
科学的分析で抽出したされたこの2つの英単語リストをマスターしましょう。
- NGSL:New General Service List
- TSL:TOEIC Service List
TOEICに出てくる単語99%をカバーする単語は言語学者による科学的分析で選ばれています。
英スポではこの頻出単語を効率的に勉強できるアプリを開発中です。
ご期待ください!!
また、TOEICに特化した単語学習法に興味がある方はぜひ紹介記事も合わせてご覧ください。