誰でも1年間でTOEICで800点取れる!!最強の英語勉強スケジュール

著者情報

マサ
カナダ・バンクーバー在住のエンジニア
効率的な英語勉強法を日々模索する万年英語中級者。
1年の勉強でTOEICで800点取るための勉強法を自身の失敗から発信中です。
詳しいプロフィール
「TOEICで800点以上取りたい。1年間の勉強で。」
TOEIC800点は英語学習者によく見られる目標です。
それは就職・転職活動や社内の昇進でTOEICの点数を基準にされることがあるからです。
例えばこれらの企業がTOEICの基準を設けています。
- 楽天
- 本田技研
- 日立製作所
- 京セラ
- 楽天
- Peach Aviation
- ジョンソン・エンド・ジョンソン
- オリックス
- 伊藤忠グループ
ここにあげたすべて企業のTOEICの目標点数をクリアするには800点が必要。
これらの企業への就職・転職を考えているのであればTOEIC800点を1年間で取りましょう。
結論から言うとこの順番で勉強をしていくと1年後にTOEICで800点が取れるようになります。
ぜひお手元のスマホやパソコンにこの画像を保存していつでも見返せるようにしておいてください。
そしてこの記事では以下2つを徹底的に解説します。
- 英語学習の全体像
- TOEICで点数を取るための4つの方法
私はカナダのバンクーバーに住んでいるエンジニアです。
ここで紹介するのは私が英語圏に住みながら日々実践している英語勉強法です。
語学学校も留学も必要ありません。
すべて日本国内、自宅でできる方法です。
幸いTOEICでは800点以上取っていますが、この勉強法にたどり着くまで3年近く試行錯誤してきました。
その経験から必要ない勉強法を削り、TOEICの点数を取ることに特化させることで1年間の濃い勉強ができるようになっています。
申し訳ありませんが「TOEICで900点以上取りたい」「流暢な英語で会話したい」という方には合わない勉強法になっています。
1年後にTOEICで800点取りたい方はぜひこの記事を読んでください。
目次
英語学習の全体像
このサイトでは1年間の勉強でTOEICで800点取るための英語勉強法を紹介しています。
まずは英語学習の全体について基礎と実践方法の2つに分けてご説明します。
英語で大切な基礎の3要素
英語の基礎になっているのはこの3つです。
- 発音
- 文法
- 語彙
これらの3つの基礎をマスターすることであなたの英語力を圧倒的に底上げします。
重要なのは細かいテクニックではなく「英語力を底上げする」こと。
基礎は土台、下地、根っこです。
その基礎が小さく不安定でぐらついてしまうと、どれだけ立派なモノを乗せてもすぐに崩壊してしまいます。
基本的な語彙がなく会話もたどたどしいのに「What’s up, dude?」とスラングを使っていると違和感がありますよね?
正しい英語を使えるようになってはじめて砕けた英会話を使う良さが生まれてきます。
- リスニング
- スピーキング
- リーディング
- ライティング
あなたが受験するであろうTOEICは1のリスニングと3のリーディングだけの試験でしょう。
しかし英語力を上げるためには特にスピーキングも合わせて鍛えることが効率的です。
それはスピーキングができるのは自分で英文を組み立てられることだから。
自由に使いこなせるぐらい身についていないとリスニングで聞き取れず、リーディングでも読めない状況に陥ってしまうのです。
これらのスキルをレベルアップするために先程ご紹介した発音、文法、語彙、3つの基礎が必要です。
徹底的に基礎の3要素を鍛えましょう。
発音、文法、語彙、どれが欠けてしまってもコミュニケーションが成立しませんよ。
それでは3つの基礎がなぜ大切なのかをそれぞれ具体的にご説明します。
1. 発音
正しい発音ができることはあなたの英語力を上げるための第一歩です。
発音を知っていることで頭の中の言葉を正しく伝え、相手の言葉を正しく聞き取ることができます。
「自分で発音できない音は聞き取れない」
という話を聞いたことはありませんか?
残念ながらこれは英語学習教材のキャッチコピーのようで正しい理論ではないようです。
そうは言っても正しい発音を身につけるべきです。
カタカナ英語だけでは伝わりにくく、何を言っているかが聞き取れません。
例えば「働く」は「work」、「歩く」は「walk」ですよね。
それぞれカタカナ英語でこんな風に言っていませんか?
- work:ワーク
- walk:ウォーク
ではネイティブスピーカーの実際の発音を聞いてみましょう。
あえて実際の発音をあえてカタカナで書くと、
- work:ウォーク
- walk:ワーク
に聞こえませんでしたか?
そう、カタカナ英語と実際の発音が逆になっているんです。
正しい発音を身に着けなければいけない理由を実感して頂けたのではないでしょうか。
具体的な発音の方法や勉強法はこのあとご説明しますね。
2. 文法
正しい文法を使うことで誤解がないコミュニケーションを取ることができます。
海外旅行に行って「I, Coke, buy, cash.」と言っても問題なく現金でコーラを買うことができるでしょう。
でもいつかは「I would like to buy a Coke with cash.」と正しい文法で言ってみたいですよね?
先程のように旅行での買いもの程度だったら良いですが、仕事のプレゼンや契約はそうはいきません。
少しのミスが大きな誤解を生み、想定していなかった悪い結果になってしまうことも考えられます。
TOEICにおいてもリスニングの問題はネイティブスピーカーの会話で、正しい文法が使われています。
文法を理解することで100%の意味を理解することに繋がります。
TOEICで800点取るためには英語圏で仕事をするレベルや言語学者のような文法の知識や分析は必要ありません。
大学受験レベルの英語の文法をマスターするだけでTOEICで使われる多くの会話や文章はカバーできます。
発音、文法、語彙の3つが英語の基礎となるもので、あなたの英語力を支えるものです。
それではTOEICで800点取るための具体的な勉強方法をご説明します。
3. 語彙
知らない単語はどう頑張っても理解できません。
ネイティブスピーカーは前後の文脈や単語の雰囲気から初見の単語でも"ある程度の意味"を推測できるようです。
しかし残念ながら私たちはそうではありません。
効率よく単語を覚える方法はありますが、ある程度は我慢して力づくで覚える必要があります。
もちろん英スポでは効率の良い単語学習の方法や"なんとなく意味"を推測できるコツもご紹介しますので安心してくださいね。
TOEICで点数を取るための4つの方法
TOEICで800点取るために必要な勉強法はこの4つです。
- 頻出単語を暗記する
- 高校英語レベルの文法をマスターする
- オンライン英会話とニュースアプリで生の英語に触れる
- 過去問でテストに慣れる
これらの勉強を取り入れることで発音、文法、語彙の力をアップさせられます。
それではそれぞれの勉強法について見ていきいましょう。
1. 頻出単語を暗記する
TOEICに出てくる単語はある程度決まっています。
言い換えるとそれらの単語を丸暗記してしまえば何となくで理解できるようになります。
2. 高校英語レベルの文法をマスターする
TOEICのリーディングの問題文を読んだり、リスニングを聞き取ったりするのに必要な文法のレベルは高校英語レベル。
つまり受験英語と同様の対策が有効なんです。
3. オンライン英会話とニュースアプリで生の英語に触れる
あなたが受験するTOEICはスピーキングはありません。
しかりオンライン英会話を利用する価値は十分あります。
その理由はこの3つ。
- 英語話者との会話で音に慣れる
- 定形表現を学べる
- 座学の気分転換になる
またTOEICで出てくる英語は日常生活やビジネスで使われるもの。
そのためリーディング対策にニュースアプリを読むのが有効です。
4. 過去問でテストに慣れる
上の3つの勉強法で基礎的な英語力をつけることができました。
次はTOEICという試験の対策です。
何より過去問が一番。
たくさんの過去問を解き問題の形式に慣れましょう。
特にTOEICは時間が短いです。
時間配分に気をつけて解いていきましょう。
TOEICで800点取るための1年間の勉強スケジュール
1年間の勉強でTOEIC800点取るための具体的なスケジュールはこちら。

- 1ヶ月目:発音
- 2-3ヶ月目:文法
- 2-12ヶ月目:単語
- 2-12ヶ月目:オンライン英会話
- 2-12ヶ月目:ニュースアプリ
- 11-12ヶ月目:過去問
最初に発音、文法を鍛え、単語やオンライン英会話、オンライン英会話に多くの時間を割きます。
TOEIC試験前の最後に過去問で試験形式に慣れるのと弱点を克服します。
なぜこの勉強をこの順番で行うのか、具体的に解説します。
1ヶ月目:発音
英語はコミュニケーションをするためのもの。
発音はその基礎になります。
一番最初に発音を鍛えることでリスニング・スピーキングの学習スピードが格段に上がります。
まず正しい発音を身に着けましょう。
あなたは発音が上手くなる裏技があると思っていませんか?
秘密の方法を使えば一発できれいな発音になる、そんな裏技は残念ながらありません。
もしあるのであればこっそり教えてください。
発音の正しい練習方法は口の形や舌の位置を徹底的に叩き込み意識しなくてもできるようにすること。
部活に入部した1年生が野球のバット、テニスのラケットをずっと振らされるのと同じなんです。
正しいフォームを体に染み込ませるのが大切。
英語における正しいフォームは正しい発音です。
正しい発音を体に染み込ませリスニング・スピーキングの土台を作りましょう。

2-3ヶ月目:文法
英語を理解するには英語のルールを知る必要がある。
それが文法。
文法がわからなければ読んでも聞いても意味がわかりません。
2ヶ月かけて高校英語レベルの文法書を何度も読み込み基本的な文法をマスターしましょう。
文法のマスターを1年間の最初のうちにしておくことで他の英語学習の理解度を一気に上げることができます。
具体的には大学受験で使われる文法の参考書を使います。
丸暗記をする必要はなく、短期間でサッと読みましょう。
最後までいったらもう一回最初から読み直します。
このように何度も何度も繰り返し読むのを2ヶ月間続けましょう。
ここで学んだ文法の知識が血となり肉となりあなたのTOEIC800点の目標へと大きく近付けてくれますよ。
2-12ヶ月目:単語
TOEIC800点レベルでは語彙の力、つまり単語をどれだけ覚えているかがポイントになります。
しかし普段の生活では使わない難しい単語まで覚える必要はなく、頻出単語に絞って覚えていきましょう。
目標が800点であればすべての単語がわからなくても十分に到達できます。
具体的にはある言語学者の選んだ単語2,800語が日常会話の94%をカバーしています。
さらにTOEIC用の単語1,200語を合わせるとTOEICの問題に出てくる単語の99%にもなるんです。
つまり、4,000語を覚えてしまえばTOEICの単語は完璧。
でも4,000語も覚えられないと思っていませんか?
安心してください。
4,000語の中には「the」「I」「and」など、あなたがすでに知っている単語も含まれています。
実際には4,000語全部ゼロから覚えなければいけない訳ではありませんよ。
詳しい単語学習の方法はTOEICに特化した単語学習法の解説記事をご覧ください。

そして現在単語を効率的に勉強できるスマホアプリを開発中です。
楽しみにしていてくださいね。
2-12ヶ月目:オンライン英会話
あなたがTOEICのテストはスピーキングがないのでオンライン英会話は必要ないと思いましたか?
実は英文を作る力がリスニングとリーディングの力に直結します。
自分で文を作れるというのはしっかり理解できていること。
英会話で自分の思ったことを伝えられるようになると問題文の理解力が高まります。
さらに会話をすることで英語のリズムに慣れる練習にもなります。
英語のリズムに慣れているとリスニングのときにスッと頭に入ってくるようになります。
そうなれば答えを考えることに集中できますね。
そして何より座学だけでは飽きてしまうのを避けられます。
机の前で文法を調べて問題を解いてだけだとつまらないですよね?
英語はコミュニケーションのためのもの。
オンライン英会話で気分転換をしつつ勉強していきましょう。
オンライン英会話がTOEICの点数アップに効果的な理由をこちらの記事で詳しく解説しています。
2-12ヶ月目:ニュースアプリ
リーディングの点数を上げるためにニュースアプリを使って毎日英文に触れていきましょう。
いきなり難しい話題の記事を選ぶ必要はありません。
まずは気になる興味がある記事だけで良いので忘れずに毎日読むことで英文に慣れてきます。
スポーツや音楽、映画などの趣味に関わること。
プログラミングやマーケティングなど仕事に関わること。
自分が好きなことやある程度知識があることのほうが飽きずに読み続けられますし、理解も早まります。
11-12ヶ月目:過去問
TOEICの一番の敵は時間が足りないこと。
問題を解くスピードを上げる一番の対策は過去問を解くことです。
過去問を使って傾向を掴み、時間の配分をできるようにしましょう。
どのような問題が出るのかがわかっていればスムースに回答を進められますね。
まとめ
1年間でTOEIC800点取るための勉強法をまとめました。
勉強のスケジュールはこちら。
- 1ヶ月目:発音
- 2-3ヶ月目:文法
- 2-12ヶ月目:単語
- 2-12ヶ月目:オンライン英会話
- 2-12ヶ月目:ニュースアプリ
- 11-12ヶ月目:過去問
最初に発音、文法を鍛えます。
続いて単語やオンライン英会話、ニュースアプリに多くの時間を割くことで英語に触れる時間を増やしていきます。
TOEIC試験前に過去問で試験形式に慣れるのと弱点を克服しましょう。
着実にこのスケジュールで進めていくことであなたもTOEIC800点が取れます!!
一緒に頑張っていきましょう。