TOEICで高得点を取るためにオンライン英会話が絶対必要な3つの理由

著者情報

マサ
カナダ・バンクーバー在住のエンジニア
効率的な英語勉強法を日々模索する万年英語中級者。
1年の勉強でTOEICで800点取るための勉強法を自身の失敗から発信中です。
詳しいプロフィール
TOEICはリスニングとリーディングの2つのセクションに分かれていて、オンライン英会話で鍛えられるスピーキング能力は問われません。
そのため多くの方が「TOEIC対策にオンライン英会話は必要ない」と考えているようです。
しかし、そうではありません。
オンライン英会話はTOEICの点数を上げるのにとても有効な勉強法です。
その理由は3つあり、順にご説明します。
まずはオンライン英会話を使わずにTOEICで伸び悩んだ私の経験をお話します。
目次
オンライン英会話をやらないとTOEICで800点以上は取れない
TOEICはスピーキングがないためオンライン英会話での学習は敬遠されがちです。
しかしオンライン英会話をうまく活用できないと800点以上取ることが難しくなってしまいます。
もちろん、オンライン英会話を使わなくても800点以上取ることはできますが、1年で圧倒的に成長しなければいけないのであれば高い効率が必要。
私もオンライン英会話を使わずに勉強を進め、伸び悩んでいた時期がありました。
具体的に説明します。
机の上の勉強だけでは700点台が限度
文法をマスターしボキャブラリーを増やすだけでTOEICである程度の点数は取れるようになります。
"ある程度"とは700点台です。
800点の壁を超えるためには文法と語彙力だけでは不十分。
英語を読み解くクオリティーとスピードが必要になってきます。
読解力を鍛える最も効率が良い方法は会話です。
インプットとアウトプットの量が圧倒的に多いからです。
やはり会話になるとスピードが速いため同じ時間でも量をこなすことができます。
そもそもTOEICはコミュニケーション能力を測るテスト
TOEICを運営するIIBCはTOEICをこのように説明しています。
知識・教養としての英語ではなく、オフィスや日常生活における英語によるコミュニケーション能力を幅広く測定します。
つまり英語を言語学や文学からとらえるのではなく、あくまでもコミュニケーションを取るためのツールとして見ていることがわかります。
そのためマニアックな文法や単語を覚えることよりもコミュニケーションを取れるようになることのほうがTOEICの趣旨に合っていると言えます。
そうとわかればコミュニケーションスキルの中心とも言える会話を鍛えていきましょう。
TOEICでもオンライン英会話での学習が有効な3つの理由
リーディングとリスニングのテストのTOEICにおいてオンライン英会話を使った学習が有効な理由を深堀りしてきます。
私はこの3つの理由があると考えています。
- 英文を理解する瞬発力が養われる
- TOEICは会話問題がよく出る
- ボキャブラリー・言い回しが増える
詳しくご説明します。
理由1:英文を理解する瞬発力が養われる
TOEICを受けた方の感想でとても多いのが「時間が足りなかった」。
問題量が多いのでスピーディーに解いていかなければいけません。
英語を理解するスピード感を鍛えるのに効果的なのがオンライン英会話です。
テキストを読むのは自分のペースになってしまうのでどうしてもゆっくりになったり途中で止まってしまったりします。
一方で会話になると相手が話すスピードは変えられませんし、こちらもすぐに返事をしないといけません。
強制的に英語を考えるスピードを上げられます。
理由2:TOEICは会話問題がよく出る
TOEICはコミュニケーション能力を測るテストのため会話の問題が多く出題されます。
リスニングセクションではPart 2が会話問題です。
Part 2の説明はこちら。
2人または3人の人物による会話が1度だけ放送される。印刷はされていない。会話を聞いて問題用紙に印刷された設問(設問は放送される)と解答を読み、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。会話の中で聞いたことと、問題用紙に印刷された図などで見た情報を関連づけて解答する設問もある。 各会話には設問が3問ずつある。
そしてリーディングセクションのPart 5は「短文穴埋め問題」となっています。
不完全な文章を完成させるために、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。
一見すると会話ではないと感じますが、1文の読解になり日常での会話の英文理解力がちょうど良いレベルです。
またリーディングセクションのPart 7は印刷された文章がテーマ。
チラシや新聞が選ばれることが多いですが、メールがテーマになることもあり会話に関する理解力が問われているとも言えるでしょう。
理由3:ボキャブラリー・言い回しが増える
単語の勉強はもちろん単語帳でできます。
しかし同じような意味の単語や言い回しの使い分けは実際に会話の中で覚えることが多いです。
単語の引き出しが多いとPart 5の穴埋め問題を一瞬で攻略できるようになりますよ。
TOEICに活かせるおすすめのオンライン英会話活用法
TOEICの点数を上げるためにオンライン英会話を活用するのであれば、ぜひ教材を使ってください。
できればTOEIC対策の教材が良いのですが、用意されていないことが多いので一般的な英会話の教材で大丈夫です。
フリーカンバセーションではなく教材を使うとボキャブラリーが鍛えられる
先程オンライン英会話を使うのがおすすめは理由で「ボキャブラリー・言い回しが増える」とお話しました。
使えるボキャブラリーや言い回しを増やしたいのであれば教材を使ってレッスンを受けてください。
フリーカンバセーションでは自分の好きなトピックを勉強できるのですが、逆に言うと自分の好きなことしかやらなくなってしまいます。
新しいテーマや言葉に出会うチャンスが一気に減ってしまうので効率的な学習ができにくくなってしまうんですよね。
教材で強制的に知らないテーマや単語に触れることがTOEICの点数を上げる助けになります。
TOEICの勉強に効果的なオンライン英会話サービスの選び方
オンライン英会話サービスは数え切れないほどあります。
その中からTOEICの勉強に適したサービスを選ぶのは難しいことです。
比較のポイントはこの4つです。
- 料金
- 無料体験の有無
- 授業の質
- 予約の取りやすさ
これらのポイントが良好なオンライン英会話サービスがTOEICの学習におすすめと言えます。
特に授業の質について、TOEIC向け教材があるかどうかは気にしたいところ。
今回は私が実際に使って感じた感想も踏まえ、5つのオンライン英会話サービスを評価しました。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
まとめ
TOEICはリスニングとリーディングの2つのセクションのみのため、オンライン英会話は必要ないと考えている方がとても多いです。
しかし、オンライン英会話はTOEICの点数を上げるのにとても有効な勉強法です。
その理由はこの3つ。
- 英文を理解する瞬発力が養われる
- TOEICは会話問題がよく出る
- ボキャブラリー・言い回しが増える
またTOEICの勉強におすすめのオンライン英会話サービスはこちらの記事で紹介しています。